ダルビッシュ「43歳日本ハム復帰」に現実味 パドレスとは2028年に契約満了でも《衰える気配なし》
「やっと来ることが出来ました」
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パドレスのダルビッシュ有(38)が古巣日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道を電撃訪問。その様子を自身のXに投稿した。
球場内には、同じ日本ハム出身のドジャース・大谷翔平と自身が並んだ巨大壁画があり、かねて訪問を希望していた。その壁画の前で日本ハムのチームジャージとキャップを被った写真を添付するなど、「日本ハム愛」を伺わせた。
ダルはこの日、昼過ぎにグラブ片手に秋季キャンプ中のグラウンドに足を踏み入れると、1年先輩で親しい間柄の宮西とともにウォーミングアップ。昨春WBCでチームメイトだった伊藤やスタッフらと旧交を温めた。思わぬレジェンドの登場にスタンドのファンも興奮しきりだった。
SNSでは「おかえりなさい」などと歓迎する声で溢れ返る中、「ずっとおってくれてもええのに!」と、復帰を待ちわびるファンもいた。
そのダルは今年3月のテレビ番組で、日本ハム時代にバッテリーを組んだOBの鶴岡慎也と対談した際、「ファイターズのユニホームをもう一回着たいっていう気持ちは絶対あります」と言っていた。昨オフ、パドレスと2028年までの6年総額140億円の契約を結んでおり、すぐさま復帰することはないだろうが、いずれ古巣のユニホームを着る可能性はある。あるいは、今回のエスコン訪問が復帰の背中を押すかもしれない。
「パドレスとの契約が満了する28年オフに実現する可能性はあります」と、地元関係者がこう続ける。
「家族の環境が最優先になるでしょうけど、パドレスとの契約はオプトアウト(契約破棄条項)がなく、トレード拒否権も付帯している。28年までは契約が完全に保障されているわけで、よほどのことがない限り、契約を全うするでしょう。28年には42歳を迎えますが、ストイックにトレーニングや食事管理をしているうえ、昨春のWBCで世界一を達成した直後には、『優勝してから大谷くんに、<また3年後も>と言われたので、それを目指して頑張ります』と話したように、26年大会への出場にも意欲を見せている。衰える気配はありません」
5年後の29年、43歳で北海道に凱旋…。ダルなら、あり得ない話ではないだろう。
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そんなダルビッシュと大谷の両天才には、「生き方」「考え方」において決定的に異なる点がある。いったいどこがどう違うのか。2人を突き動かす「原動力」とは。
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