タレント時代の少しふくよかな森下千里氏

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 11月7日、衆議院議員総選挙で初当選した自民党の森下千里氏が選挙後初めてInstagramを更新。「比例東北ブロック」で出馬した後も選挙区で政治活動をおこなった様子を振り返り、こうつづっている。

《先週は地元で活動。色々なところに顔出させて頂きました。痩せたねーと心配していただきます。選挙はダイエット効果もあるようです。地元の美味しいものをしっかり食べて またエネルギー補給していきます! 今週は東京での日程もあり、来週に向けての準備も進めています》

 同時に投稿された写真では、自民党の幟を持ち、黒いパンツスーツの上に赤のウィンドブレーカーをかけて、交差点に立っていたり地元のイベントに出席したりしている様子がわかる。

 しかし、彼女が何気なく書いたであろう《選挙はダイエット効果もあるようです》が波紋を呼んでいる。森下氏の投稿に対し、Xでは

《ふざけないでほしい。今すぐに、国会議員をやめてほしい。本当に。もうこれ以上、国民を愚弄しないで下さい》

《こんな人に税金使われたく無いんですけど》

《森下千里 ダイエット効果、、、もうふざけすぎ。涙出ます》

 と非難轟々の状態に。彼女へのコメントは大荒れとなっている。

「レースクイーン出身の森下さんは、2001年に『レースクイーン・オブ・ザ・イヤー』を受賞。以後、グラビアアイドルに転身するとともに、『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)や『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などのバラエティ番組からドラマや映画まで幅広く出演しています。

 2019年末に芸能界を引退し、2021年に政治の世界へ。同年10月におこなわれた衆議院総選挙では、自民党から『宮城5区』で初出馬するも、立憲民主党の安住淳前国対委員長に敗れ、落選しました」(芸能記者)

 今回の衆議院総選挙では、自民党の丸川珠代氏が落選するなど“タレント議員”には厳しい視線が向けられていた。

「その原因は、参議院のほうにもあるでしょう。2022年の参院選で初当選した元『おニャン子クラブ』の生稲晃子氏は選挙直後、自民党東京都連会長だった萩生田光一氏と旧統一教会の施設を訪れ、応援要請していたことが発覚。

 2023年夏には、自民党女性局がおこなったフランス・パリでの研修旅行の不適切な実態がクローズアップされ、そこに参加していた元『SPEED』の今井絵理子氏も猛烈な批判を浴びました。

 そもそも、出馬時点から“資質”に疑問が投げかけられているタレント出身の彼女らの不祥事が次々と起こり、国民の間では大きな不信感が生まれています」(政治担当記者)

 そんななかの“ダイエット効果”発言とあって、怒りの声が出るのは仕方がないだろう。