リーグワン1部最年長の相模原・安江祥光「フィールドに立てば年齢は関係ない」プロ18季目の40歳
ラグビーリーグワン1部の相模原が7日、合宿中の神奈川県立スポーツセンター陸上競技場で練習を公開した。
フッカーの安江祥光は、日本代表経験もあるリーグワン1部最年長の40歳。「寒くなってくるとシーズン開幕を感じます。楽しみですね」と、12月22日にホームのギオンスタジアムで迎えるプロ18季目の開幕戦(VS浦安)へ気持ちを高めた。チームは1部昇格から2022年からここまで10位、9位と着実に順位を上げて成長中。「ハードワークするチーム。1本の幹があって、年輪を加えて太くなっている実感はある」とベテランらしく表現した。
日本代表への追加招集が前日発表されたフッカーの李承ヒョ(25)、昨季まで横浜でプレーしていたプロップの安昌豪(26)と津嘉山廉人(26)の計3人が今季から新加入。FW陣が厚みを増してさらにレギュラー争いが激しくなるが「楽しみですね。(レギュラーの)椅子を渡すわけではなく椅子取りゲームするつもりで」と闘志を高めた。
40歳ながら20代の若手選手たちと同じ練習メニューをこなし、ウエイトトレーニングや持久力テストの数値では自己ベストを更新しているという。「“Age is just a number”と言われているように、年齢はただの数字なので。フィールドに立てば年齢は関係ない。常にグラウンドに出れる準備をし続けることで、若手に何かを伝えていければ」と意気込みを語った。