「株主を軽視しすぎ」落合陽一 代表務める会社が1年2カ月で上場廃止も説明ナシに広がる失望…元ZOZO執行役員も猛批判
筑波大学図書館情報メディア系准教授やメディアアーティストなど、多くの肩書を持つ落合陽一氏(37)。落合氏がビジネスマンとしてピンチを迎えている――。
10月25日、落合氏が代表取締役会長CEOを務めるピクシーダストテクノロジーズ株式会社が、米・ナスダックへの上場を廃止すると発表した。
‘23年8月に上場した際には、落合氏もニューヨークに渡り上場セレモニーに参加し、英語で、「Today’s accomplishments are merely the beginning of a new chapter for our company(今日の成果は、私たちの会社にとって新たな章の始まりに過ぎません※編集部訳)」と力強く語っていたが、約1年2カ月での上場廃止となった。
「ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の株価は現在、上場時の10分の1以下になっています。上場廃止の理由を《NASDAQ 上場を維持し米国証券法による報告義務を遵守することによる潜在的コスト及びその他一切の事情を勘案した結果 、当社 ADR の非上場化を行うことを決定し、財務、人的資源を事業成長に傾けることといたしました》と、上場を維持することのコストの高さをあげていました」(経済ジャーナリスト)
ピクシーダストテクノロジーズの上場廃止は物議を醸しているようだ。10月28日に元ZOZO執行役員で、アクティビスト個人投資家兼投資YouTuberの田端信太郎氏が、自身のYouTubeを更新し、『【落合陽一が証明】NASDAQ上場の日本企業ほぼクソ〜落合陽一CEO率いるピクシーダストテクノロジーズが1年で上場廃止に!NewsPicksは批判できるか!?』という動画を投稿。“上場コスト”を理由に挙げていることに対して、「会社を大した理由もなく1年2ヶ月で自ら上場廃止」と評し、さらにこう持論を展開していた。
「批判されると思うけど、いわゆるMBO、上場廃止になる前に株主に対してこの値段で買い取るからみんな出てってくれというような形で、せめて離脱のチャンス、機会を与えるっていうのが、こういう場合のせめても最低限のマナーじゃないかと。それすらもせず、ただただいきなり上場廃止とかって。言葉選ばず言うね。詐欺師詐欺師。結果的にやっていること詐欺師と変わんないっすよ」
SNS上では発表から1週間たっても何もアナウンスしない落合氏に対して、一部で批判的な声があがっていた。
《NASDAQ上場廃止についてプレスリリースされていますが、落合陽一さんを含めXでコメントは無いのでしょうか?》
《一年ちょいでの上場廃止はあまりに早いし株主を軽視しすぎだと思います》
《落合陽一があれだけイキリちらかしてたのにピクシーダスト上場廃止になった件には一切触れずに逃げ切ろうとしている》
《自社の上場廃止に全く言及しないCEOこと落合陽一、ヤバすぎるな今後何言っても説得力ナシ》