リーズに加わった田中 photo/Getty Images

写真拡大

イングランド2部のリーズ・ユナイテッドでMF田中碧の評価上昇が続いている。

地元メディア『Leeds United News』が比較対象としたのは、今夏にリーズからフランスのレンヌへ移籍したフィンランド代表MFグレン・カマラだ。

リーズは2023年にスコットランドのレンジャーズから580万ユーロでカマラを獲得したが、その貢献度は限定的と評価されている。特に攻撃面では物足りなさが残ったとの評価だ。

リーズはそのカマラを今夏にレンヌへ1000万ユーロで売却。獲得時よりも高値で売却したことになり、カマラの年齢が29歳を迎えていることを考えれば悪くない取引と言える。

そして新たにデュッセルドルフから田中を獲得したわけだが、田中の獲得に費やした移籍金は400万ユーロとされる。英『Football Fancast』も田中の貢献度を高く評価していて、ここまでパス成功率92%、1試合あたりのタックル数&インターセプト数2.8回、1試合あたりのデュエル勝利数3.1回と、攻守両面で安定した数字を残している。

同メディアも「数字が示す通り、田中はデュエルの強さやインターセプトなど、ボールを保持していない時でも質の高いプレイを見せている。これは彼がボールを持っていない時でもインパクトを与えられることを示している」と絶賛だ。

早くも田中の獲得は大成功と言えそうで、リーズの1部昇格へカギを握る存在となりつつある。