秋田県内では高齢者が亡くなる交通事故も発生 どんな事故の危険性があるかを学ぶ交通安全教室
夕方に歩行者が交通事故に遭うケースも増えています。高齢者に事故の危険性を知ってもらおうと秋田県大仙市で交通安全教室が開かれました。
1日に開かれた高齢者を対象にした交通安全教室では、動画を使って合流地点や交差点の近くなど事故が起こる危険な状況を確認しました。また、大型トラックを使い運転席のドライバーから見える状況や死角を体感しました。
県内では高齢者が交通事故で亡くなるケースが増えています。10月28日の夕方には由利本荘市で道路を歩いて渡っていた89歳の女性が車にはねられ死亡しています。また、10月24日には人と話していた75歳の女性が車にはねられ死亡しました。
秋田県警によりますと2024年に入って10月末までに発生した交通事故件数は796件で、このうち27人が亡くなっています。さらに、時間帯別に見ると午後4時から午後5時に発生するケースが多いということです。主催した秋田県トラック協会は夕方や早朝に道路を歩行する場合は反射材などを着用して欲しいと話しています。