８回１死二塁、申告敬遠となり代走の緒方（右）とタッチを交わしてベンチに戻る近藤（撮影・穴井友梨）

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　◆SMBC日本シリーズ2024　第1戦　DeNA3―5ソフトバンク（26日、横浜）

　ソフトバンクの近藤健介の日本シリーズ初戦は一瞬の出番となった。8回に代打で登場するも、申告敬遠で歩かされた。

　近藤は試合後、「雰囲気を味わえたので良かったと思いますし、そのあとつながったので良かったと思います」と淡々と振り返った。

　8回、先頭の山川穂高が12球粘って四球。栗原陵矢が投犠打で1死二塁となったところで、正木智也に代わって代打・近藤が送られた。ただ、三浦監督はすぐに申告敬遠を選択。近藤はバットを持ったまま一塁に到達し、代走の緒方理貢と代わった。

　右足首の捻挫でレギュラーシーズン終盤に離脱し、日本ハムとのCSファイナルステージでは指名打者で復帰。指名打者のない敵地では代打待機となっていた。