メ~テレ(名古屋テレビ)

「坂角総本舗」が名古屋市東区に17日、エビフードの専門店をオープンします。エビを使ったこだわりのグルメが楽しめるそうです。

お土産でおなじみのえびせんべい「ゆかり」。そのエビが堪能できるというお店が登場しました。

千種駅から徒歩約2分のところに、17日オープンするのは、その名も「BANKAKU KITCHEN」。

16日は一足早く、内覧会が行われました。

えびせんべいの「ゆかり」でおなじみの坂角総本舗が今年、創業135周年を迎えたことを記念し、約30年ある店舗を改装。

テイクアウト専門店をオープンすることになりました。

以前は、のれんがかかった和のテイストの店舗でしたが――

「イメージを刷新したいというふうに思っていたので、少し新しいイメージを持ってもらえるようなデザインを考えました」(坂角総本舗 BANKAKU KITCHEN事業担当 伊藤真広さん)

過去に、名古屋市内の百貨店などで、エビを使ったフードを提供するイベントを期間限定で実施したところ「いつでも食べられるようにしてほしい!」との声が寄せられ、今回、常設に。

エビの美味しさをたっぷりと引き出した逸品

長年、エビと向き合ってきた坂角総本舗だからこそエビの美味しさを、たっぷりと引き出せた逸品だということですが、中でも担当・伊藤さんのイチ推しは――

「〈焼き〉海老カレーパンがおすすめです」(伊藤さん)

これまでのイベントでも大人気の商品で、エビの身がたっぷり詰まった贅沢なカレーパンです。

さらに、厚みのあるエビカツを豪快に挟んだ「海老カツサンド」。

この海老カツ、かなりこだわりぬいたそうで――

「トータル10年以上の時間をかけてこの形に仕上がった、かなり気合の入った商品。つなぎに一般的に白身魚を使うが、坂角の“海老カツ”は帆立てを使用しています。濃厚なうまみとプリプリの食感が楽しめる“海老カツ”になっています」(伊藤さん)

ほかにも同じ建物のキッチンで調理している、エビがゴロゴロと入ったライスコロッケなど、この店舗でしか味わえない限定商品が目白押しです。

「エビをたくさん使う、エビのおいしさを知ってもらうというところにこだわって、一切妥協することなく、商品開発を進めてきました。名古屋といえばエビというイメージもありますので、新しい名古屋を代表するグルメとして、認知いただけるように広めていきたいなと思います」(伊藤さん)