ギリギリ届け出で出陣1日遅れ みんつく党・大津綾香氏「お金の問題」で衆院選は見送る予定だった
衆院選(27日投開票)に立候補している「みんなでつくる党」の大津綾香党首(31)が16日、東京・石神井公園駅前で出陣式を行った。大津氏は比例代表の東京ブロックと小選挙区の東京9区(練馬区西部)に重複で立候補している。
衆院選の公示は15日。各党は朝イチで総務省の中央選挙管理会を訪れて手続きを行ったが、みんつく党の担当者が選管を訪れたのは午後3時すぎ。そのため、初日ではなく2日目の16日に出陣式を行う形となった。
大津氏は「元々、お金が、供託金とかの問題がありまして、(衆院選には)出ないつもりだったんですよ」と当初は出馬予定ではなかったと告白。「でも支援者の方とかが現れて、何とかお金を集めることができたので先週の金曜日(11日)とかに決めて動き始めたので」とバタバタだったことを明かした。週末が3連休だったこともあり、15日にさまざまな手続きを行ったとみられる。
出馬する選挙区も決まっていなかったが、東京9区を選んだのは、母校である日本大学芸術学部の江古田キャンパスがあり、なじみのある土地であること。そして、自民党に復党したものの無所属で出馬する菅原一秀元経済産業相(62)も出馬する選挙区であるため「政治改革を訴えるには言い場所である」ことなどを挙げた。
みんつく党は、国政選挙初挑戦。この日、大津氏は小選挙区埼玉1区に立候補した三上恭平氏(42)、東京1区に立候補した高木寛史氏(40)とともに演説を行った。
(よろず~ニュース・澤田 英延)