37歳メッシ、W杯予選で大暴れ「驚異的だ」 圧巻ハット&2A…海外喝采「素晴らしいショー」
アルゼンチン代表エースFWメッシ、ボリビア戦で圧巻プレー
アルゼンチン代表は現地時間10月15日、北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のボリビア戦に臨み、ホームで6-0と圧勝。
エースFWリオネル・メッシがハットトリックと2アシストで、5得点に関与する圧巻パフォーマンスを披露した。37歳の衰えぬプレーぶりに母国アルゼンチンメディアは「驚異的だ」と脱帽の声を上げている。
首位を走るアルゼンチンの本拠地エル・モヌメンタルでメッシが魅せた。まずは前半19分、味方が相手からカットしたルーズボールが前線へ流れフリーで受けると左足で先制点を奪取。さらに同42分にはゴール前でFWラウタロ・マルティネスの2点目、同アディショナルタイムにはフリーキックからFWフリアン・アルバレスの3点目をお膳立てする。
FWティアゴ・アルメイダのゴールで4-0として迎えた後半39分、ドリブルで中央突破し、1人をかわして右足でこの試合2点目を奪取。そして極めつけはその2分後、右サイドから味方とのワンツーで中央へ侵入するとペナルティーエリア付近から豪快に左足シュートを叩き込み、ハットトリックを達成した。
3得点2アシストの5得点に絡むメッシの暴れっぷりにアルゼンチン紙「OLE」も驚愕。「素晴らしいショーを披露」「背番号10は、左足ゴール、右足ゴール、パス、そして純粋な魔法と、すべてをこなした」と活躍ぶりを伝え、代表チームで112ゴール、キャリア通算846ゴールに到達した事実に「驚異的だ」と脱帽した。
同メディアによると、代表でのハットトリックは通算10度目。アルゼンチン代表の一員として2022年カタールW杯で優勝を果たし、W杯、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、そしてバロンドールの3つすべてを獲得した37歳だが、その実力にいまだ衰えは見られない。(FOOTBALL ZONE編集部)