CANDY HOUSE JAPAN株式会社が展開するスマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズ

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家や事務所の鍵を開け閉めする際、毎回カバンやポケットから鍵を取り出すのは面倒だ。スマホで開閉できるスマートロックに鍵を交換するにしても、それなりに費用が必要であるうえに、そもそも賃貸物件だと工事そのものが難しい。そのような人におすすめなのが、低価格で導入できるスマートロック「セサミスマートロック」だ。

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セサミスマートロックとは、扉に両面テープで張り付けて設置できるスマートロックで、価格も3,980円から利用ができてお手頃だ。それでいて大がかりな工事は不要であるため、賃貸物件でも導入しやすくアプリを使えばスマホ連携も可能。実際に事務所で使用している筆者が、セサミスマートロックの中から「SESAMI 5」の使用感を紹介する。

「SESAMI 5」の設置は驚くほど簡単だ。扉に両面テープで貼り付けるだけで、工具や専門知識は一切不要。筆者の事務所では15分程度で設置を完了することができた。この手軽さは、特に賃貸物件居住者にとって大きな魅力となるだろう。ただ、使用している鍵の形状によっては設置できない場合もあるので注意が必要だ。

また基本的な機能は、スマホアプリを通じての施錠・解錠だ。アプリをインストールし「SESAMI 5」とペアリングすれば、スマホが鍵代わりとなる。カバンやポケットから鍵を探す手間が省け、雨の日や荷物が多い時に重宝する。

別売の「Hub3」を使用すればWi-Fiを経由し、離れた場所からでも使用できる。これを使えば、急な来客や宅配便の受け取りなど不在時の対応に便利なだけでなく、外出後での鍵の閉め忘れ確認ができるのも魅力的だ。

さらにアプリを通じて他のユーザーと鍵を共有することも可能。家族や同僚との鍵の共有が簡単にでき、物理的な合鍵を作成する必要がない。一時的なアクセス権限を付与することも可能なため、民泊サービスでの利用にも便利だろう。

他にも手ぶら解錠機能が搭載されている。そのためユーザーが自宅や事務所に近づくと自動的に解錠し、離れると施錠するよう設定できる。手ぶらで入退室できる快適さは、一度体験すると手放せなくなる。

また「SESAMI 5」を動かすためには電池が必要だ。電池残量はアプリで確認でき、残量が少なくなると通知が来るため、突然使用できなくなる心配はない。電池交換も簡単で、特別な工具は必要ない。

もちろん完璧な製品というわけではない。例えば、電池切れや通信トラブルによって動作が一時的に停止してしまう可能性は常に存在する。しかし従来の鍵も併用できることを考えれば、大きな問題にはならないだろう。

スマートロックに興味はあるものの、高額な費用や設置の手間を懸念している人にとって、セサミスマートロックは魅力的な選択肢となるはずだ。賃貸でも実現できるスマートホーム化の第一歩として、セサミロックの導入を検討してみてはいかがだろうか。

(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)