打撃練習する岡本和真(カメラ・宮崎 亮太)

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 巨人とDeNAが激突する「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」最終ステージ(S)が、16日から東京Dで始まる。4年ぶりにセ・リーグを制した巨人・岡本和真内野手(28)は「先手必勝」で勝ち上がる決意を示した。吉川尚輝内野手(29)がろっ骨付近を痛めた影響で出場登録が見送られることになった中、一丸でカバーしていくことを強調した。

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 ◆記録メモ

 今年の岡本和(巨)は先制17、同点5、勝ち越し6、逆転4本で殊勲安打が計32本。村上(ヤ)の27本を抑え、セ・パ両リーグで最も多かった。勝利打点も両リーグ最多の21度あったが、こちらの内訳は先制12、勝ち越し7、逆転2度。岡本和が先制打を放った17試合でチームの勝敗は、〇●〇〇●〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇●〇。6〜9月に10連勝を記録するなど、14勝3敗で.824という高勝率だ。