オリックス・曽谷龍平

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 オリックス・曽谷龍平投手がペースアップを宣言した。10月2日に神戸市内の病院で右手有鉤(ゆうこう)骨の摘出術を受け、この日は縫合部分を抜糸。大阪・舞洲の球団施設で軽めの自主練習を行い「(11月からの)秋季キャンプでキャッチボールが再開できるように」と力を込めた。

 プロ2年目の今季は先発の一角としてシーズンを完走し、チームトップタイの7勝(11敗)を記録。防御率2・34と安定感ある投球を見せた。交流戦中から抱えていた右手首の痛みを解消。「もう来シーズンは始まっていると思っています」と気合十分だ。体重も83キロから2キロ増量させる計画。中嶋監督から岸田新監督に代わり「ポジションは与えられるものではなく、勝ち取らないといけない。また競争して、勝ち取りたい」と早くも3年目の飛躍を見据えた。