どんな味がするんでしょうね…?

約1万2000年前…だと?

 トルコのターキッシュ・エアラインズが、一風変わった機内食メニューを2024年9月から提供しています。古代小麦を再現して作られた「世界最古のパン」です。


ターキッシュ・エアラインズ機(同社公式SNSより)。

 このパンは、最古の文明発祥の地であるアナトリア地方で最も古い種類とされるヒトツブコムギとエンマー小麦で作られており、約1万2000年の歴史をもつといいます。正式導入の初便は、9月22日のTK3便(イスタンブール発ニューヨーク行き)で、特別な袋に入れられ温められたパンが、バターとオリーブオイルとともに提供されたとのことです。

「最古のパン」は、人類社会が狩猟採集生活から定住農耕社会に移行した歴史上初めての場所というタシュ・テペレル地域における、農業の歴史を反映した取り組みの一環で提供されるということです。

【映像】これが風変わり機内食「世界最古のパン」全容です