山本由伸、緊張感ある投手戦で5回無失点の快投! 負けたら終わりの一戦での偉才に米記者も脱帽「465億円の価値がある」
力のこもった投球を披露した山本。(C)Getty Images
デッドオアアライブの大一番で面目躍如の好投をした。
現地時間10月11日、本拠地で迎えたパドレスとのナショナル・リーグ地区シリーズ第5戦にドジャースの山本由伸が先発登板。5回(63球)を投げ、被安打2、無失点の好投をしてみせた。
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負けた方がポストシーズン敗退が決まる一戦、しかもパドレスの先発はダルビッシュ有。緊張感が否が応でも高まる中で、背番号18は躍動した。初回を三者凡退で抑えて危なげなくスタートすると、1点のリードを貰った3回には1死一、二塁のピンチを招くも、対峙した強打者フェルナンド・タティスJr.を三塁への併殺打に仕留めて難を逃れた。
1点差のまま推移していったダルビッシュとの手に汗握る投手戦で異彩を放った山本。5回を投げ切ってマウンドから降りる場面では、本拠地に詰め掛けた大勢のドジャース・ファンから万雷の拍手を受けた。
第1戦でのマウンドでは3回、被安打5、5失点と不本意な投球となった山本だけに、その雪辱を果たした今回のピッチングには、現地記者も賛辞を惜しまない。
ドジャースのありとあらゆる情報を発信している専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カマラス記者は自身のXで「これがエースのすることだ。ヤマモトには3億2500万ドル(約465億円)の価値がある」と絶賛。今回の投球がメジャーの投手史上最高額と言われる大型契約に見合うものだと強調した。
文字通り負けたら終わりの大一番で本領を発揮した。山本のポテンシャルの高さを存分に見せつける5イニングだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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