優勝祝賀会であいさつする阿部監督

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 「読売巨人軍セ・リーグ優勝祝賀会」が11日、都内のホテルで開催され、阿部慎之助監督、首脳陣、選手らが出席した。渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆(98)は欠席した。

 主催者あいさつを行った巨人・山口寿一オーナー(67)は「当社の主筆の渡辺恒雄が欠席をいたしておりますが、メッセージをあずかってきましたので代読いたします」と語った。

 同オーナーが「阿部監督、選手の皆さん、セ・リーグ優勝おめでとうございます。今日は会場の皆さんと一緒に喜び合いたかったのですが、体調が整わず残念ですが欠席します。巨人軍、日本一の祝賀会で皆さまにお会いできますよう監督、選手諸君、もうひと頑張りよろしくお願いいたします。日本一奪回に向け、声援をお願いします」。メッセージを読み上げると、会場は大きな拍手に包まれていた。

 あいさつをした阿部監督は「本当に厳しい、本当の勝負が待っております。あとふた山ですけども、このひと山をなんとか乗り切って、日本シリーズに行って日本一になって、必ずまた祝勝会を開いていたいだいて、すばらしい報告ができるように」と誓っていた。

 山口オーナーは祝賀会後に取材に応じ渡辺主筆について「先週微熱が出たんですね。原因は何らかの感染症とかそういうのではなくて、大したことはなく治ったんだけど、今日は大事をとって欠席するということだったんで、メッセージを預かってきた。もう1回、できればね。日本一になってもう一度祝賀会できれば出てくると思います」と語った。