スープじゃなくて入浴剤…だと?アメリカ人驚愕のクレイジーな入浴剤「ラーメンの湯」とは
アメリカ人も驚愕の入浴剤「ラーメンの湯」がSNS上で大きな注目を集めている。
「アメリカ人にしては珍しい入浴好きな同僚に、この入浴剤をプレゼントしたら案の定『ありがとう!美味しそうなRamen Baseだね』と喜んでいて普通に食べそうだったので、これは入浴剤だと説明したら真顔で『日本人は頭がおかしいのか?』と言われましたw」と件の入浴剤を紹介したのはアメリカ在住の山口慶明さん(@girlmeetsNG)。
とんこつラーメンの写真に「じっくり煮込んだとんこつ風味!」「鶏がら、豚がら、やっぱり人ガラなんだなあ〜」というコピーが書かれた「ラーメンの湯」。一見とても入浴剤には見えないが、これは山口さんが帰国時にヴィレッジヴァンガードで購入したものだということだ。
山口さんにお話を聞いた。
ーーこの入浴剤をチョイスしたのは?
山口:日本に一時帰国した際、入浴好きなアメリカ人同僚へのお土産に日本の入浴剤を買おうと考えていたところ、面白そうな入浴剤を見つけたのでつい買ってしまいました。自分でも使ってみましたが、自分の浸かっているお湯から美味しそうな匂いがして、自身から良い感じのダシが出ているような錯覚に襲われて笑いました(笑)。
ーーその後、友人は…。
山口:今日も使ったか…浸かったか聞いてみたのですが、まだ「怖くて使えない…」と言っていました(笑)。
ーー投稿への反響について。
山口:全体的に「日本人は頭がおかしい」を好意的に受け止めている人が多くて何だか嬉しくなりました。
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この入浴剤は「だし汁バスパウダー ラーメンの湯」という商品らしい。株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションに話を聞いた。
ーー発売の時期や開発の経緯は?
担当者:2016年の11月頃に発売いたしました。本部や店舗関係なく、弊社に所属している人であれば誰でも参加ができる「天下一企画」という社内の商品開発企画で誕生した商品です。発売当初は、カレー、ラーメン、みそ汁、牛丼、焼きそば、チゲ鍋の6種からスタートしました。当時、変わり種の入浴剤を作れる仕入先があることに着目した社内のスタッフが「食べ物シリーズで企画したらどうか?」と企画し、出来上がりました。
ーーどうやってラーメンの香りを再現していますか?
担当者:香料メーカーで調合した香りの中からメーカーさんが選んで提案してくださいました。「塩、醤油、味噌、トンコツ」を試作して頂き、その中で1番ラーメンっぽかった「トンコツ臭」を使用し、生産に至りました。
ーー「だし汁バスパウダー」シリーズでほかに人気のものは?
担当者:店舗によって多少変動がありますが、ラーメンの他ですとカレーやビールが人気です。また、インバウンドで海外の方がたくさんお店に遊びにきてくださるのでワサビを推している店舗もございます。
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SNSユーザー達からは
「これを使ったら自分が具になった気分が味わえるのでしょうか? うーん」
「『アタマおかしい』は、もはや褒め言葉ですねw」
「ヴィレバンで見たことありますが、怖くて会計まで持ってく勇気出ませんでした⤵️餃子の湯と焼きそばの湯も気になってました」
など数々の驚きの声が。楽しい香りで心も体も温まる「だし汁バスパウダー」シリーズ。ご興味ある方はぜひ一度お試しいただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)