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今江監督はシーズン最終戦でもしっかりファンに挨拶を行った(C)産経新聞社

  レギュラーシーズンを4位で終えた楽天で再び監督交代が決定的となっている。

 今江敏晃監督は昨オフ、12球団最年少で監督に就任した。昨オフに2年契約を結んでおり、今季が就任1年目だった。

 今年は球団創設20周年の節目の年。昨オフには救援の安楽智大がパワハラ問題で退団、守護神の松井裕樹もパドレスへ移籍と大幅な戦力ダウンとなる中大きな補強もなくシーズンはスタート。そんな中、交流戦では創設以来、初の優勝を飾り、先発の柱だった則本晃大を守護神へ配置転換して最多セーブのタイトルに輝かせるなどの手腕も評価された。

 レギュラーシーズンでも終盤までロッテと3位を争ったが、最後に失速、シーズンを67勝72敗4分けで3年連続の4位に終わっていた。

 一方、今回の人事が決定すれば、楽天が2005年に球界に参入して20年の内、1年の短期政権で終わったのはこれで6人目となる。初代の田尾安志氏から始まり、マーティ・ブラウン氏、大久保博元氏、平石洋介氏、三木肇氏。背景には親会社の意向もあるとされる中、今回の監督交代には球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 自身も1年の短期政権で終わった楽天元監督の大久保博元氏が10日、自身のYouTubeチャンネルを「今江監督、解任へ。2年契約で続投意欲も…」のタイトルで更新。今江監督の解任報道に私見をのべた。

 楽天OBでもある細川亨氏をゲストに招き、「今江監督の退任が発表される前に撮影しております」と前置きしながら見解を語った。

 大久保氏は12年に楽天の1軍打撃コーチに就任。13年のチーム日本一は2軍監督として支えた。その後、星野仙一氏の体調不良もあり、2014年途中に楽天で監督代行、15年には楽天監督を務めたが、1年で退任している。

 自身の楽天監督就任の際には、事前に恩師である前巨人監督・原辰徳氏に相談したという。「自分を安売りするな。(年俸が)1億円以下だったらやるんじゃないぞ」とアドバイスを受けたものの「4500万円でサインした」という経緯があると明かした。

 そして、就任1年目で球団初の交流戦優勝を成し遂げたにも関わらず、今江監督解任では「受ける人がいない。受ける人はよっぽどやりたい人だよ」と後任についても語った。

 仮にいま楽天から監督就任オファーがあったら受けるか?との問いに細川氏も「やらないと思います」と即答。大久保氏も「俺も絶対やめとけっていう。苦しむぞって」と助言を送るとした。

 背景にはメジャー含め球界全体でデータ重視になっている部分はあるとしながら、昨季は巨人で打撃チーフコーチを務めていた大久保氏は自身の経験を踏まえて「交流戦優勝ってめちゃくちゃ難しいからね」とし、「俺はもう納得いかないね」と今江監督解任報道に怒りを隠せず。細川氏が「納得いく人いないと思います」と同調すると、大久保氏は「野球人を代表して言わせていただくと、こういうことが報道に出ることも二度と見たくないし、もし報道が事実だとしたら球団はとても反省していただきたい。いい人材がいなくなる」と熱弁が止まらなかった。

 同じく細川氏も今江監督について「もったいない人材ですよね、努力家ですしね」としたうえで「そういう人間をこういうふうに扱われるのはちょっとどうかなと思います」と球団の方針に納得がいかない様子を見せていた。

 楽天は創設20周年でリーグ1位に輝いたのは日本一にもなった2013年のみ。近年は3年連続4位と悔しいシーズンが続いている。何より低迷でも声援を送り続ける東北のファンのためにも、常勝軍団を見据えて長期的プランが求められている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]