Kensington Palace/Andrew Parsons

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自身もがんの治療を続けてきたイギリス王室のキャサリン皇太子妃が、がんで余命宣告を受けている少女を抱きしめる写真が公開され、人々の共感をよんでいます。

写真はイギリスの皇太子夫妻のSNSのアカウントで公開されました。英BBCによりますと、16歳のリズ・ハットンさんは進行性のがんにかかり、今年のはじめに医師から余命半年から3年との宣告を受けたということです。

皇太子夫妻はウィンザー城の式典に写真撮影が趣味のリズさんを招き、勲章の授与式の写真を撮る機会を設けたということです。キャサリン妃は、みずからも9月にがんの化学療法を終えたことを公表したばかりでした。

SNSの写真には「今日、リズに会えてよかった。才能ある若いフォトグラファーで、その創造性と強さは私たち二人にインスピレーションを与えてくれました」という皇太子夫妻のメッセージも添えられています。