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 キャリアアップのために転職をする人もいますが、無計画に転職を繰り返すと経済的に不安定になるほか、長期的なキャリア形成が難しくなるデメリットも。実際に「次こそは長く働きたい」と考えて転職するものの、短期間での離職を繰り返してしまう人もいるのではないでしょうか。株式会社R&Gはこのほど、仕事がなかなか続かない475人を対象に行った「仕事が続かない理由に関する意識調査」の結果を公表した。

【調査結果】仕事が続かない理由もいろいろです

 仕事が続かない理由の圧倒的1位は「人間関係でつまずく(263人)」と半数以上から票を集めた。主な回答として「職場に自分の居場所を見出せない。上司や同僚とのコミュニケーションの取り方がわからない。仕事内容がわからないのに、コミュニケーションを取れる人がいない」(20代男性)、「人に話しかけるのが苦手なので、人間関係を築けない」(30代女性)、「職場の人間関係がストレスになって、職場に行きたくなくなってしまう」(40代女性)などがあった。

 以下、2位「仕事に飽きる・他のことがしたくなる(74人)」、3位「仕事内容が合っていない(65人)」と続いた。

 転職や退職の頻度を聞いたところ、もっとも多かったのは「3年に1回(24.2%)」、次が「1年に1回超(22.5%)」だった。なお「派遣社員なので、大体2~3年に1回は職場が変わる」と、雇用形態に由来する人もいた。

 仕事が続かないことを相談する相手に関しては、「誰にも相談していない(192人)」がトップ。自分ひとりで解決しようとする人が多い一方で、「仕事が続かないことに問題を感じていないので、誰にも相談しない」という意見も複数寄せられた。また、「仕事が続かないことを解決したい」と考えていない人もいることが分かった。

 2位は「家族・配偶者(170人)」、3位が「友人・恋人(116人)」、4位「転職エージェント(26人)」、5位「上司・同僚(15人)」となった。

 仕事がなかなか続かない人が改善したいことでは「対人スキルの低さ(149人)」がダントツで、2位「ストレスマネジメント能力の低さ(85人)」、3位「仕事のスキル(77人)」、4位「自己分析・仕事選びの方法(66人)」だった。

(よろず~ニュース調査班)