大谷翔平「50-50」達成にMLB緊急速報 1試合2発「比類なきオオタニが…」衝撃の5打数5安打7打点2盗塁
敵地マーリンズ戦で達成
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発し、6回に2試合ぶりの今季49号、7回に50号を放った。初回には今季50個目の盗塁も決めており、大リーグ史上初となる「50本塁打&50盗塁」を達成。歴史的快挙をMLBも公式サイトのトップで「比類なきオオタニが50-50クラブを創設」と緊急速報した。
史上初の快挙は瞬く間に全米を駆け巡っている。大谷は初回の打席で右中間二塁打を放ち、1死後三盗を成功させて今季50盗塁。2回には右前適時打から51個目の盗塁を決めた。先に50盗塁に到達して「50-50」へのお膳立てを整えた。
6回1死二塁で立った第4打席では、右翼上層スタンドへ49号2ラン。そして7回に迎えた第5打席ではファンが総立ちで見守る中、外角低めのナックルカーブを逆らわず逆方向へ運んだ。打球が左翼席へ舞い降りると、総立ちで見守っていたファンは大歓声。ベンチに戻った大谷は、ロバーツ監督をはじめチームメートとハグ。その後ベンチ前に再び現れると大きく両手を振ってファンの歓声に応えた。
この時点で5打数5安打2本塁打7打点2盗塁と衝撃の大暴れを演じ、 史上初の「50-50」達成にMLB公式サイトは、サイトで最も目立つトップページの上部に「Breaking News」と銘打って緊急速報。「比類なきオオタニが50-50クラブを創設」と見出しを打った記事では「2018年にMLB入りした当時から、ショウヘイ・オオタニは新記録を樹立し、球史においてこんな選手がいないことを示してきた」「50号でオオタニは唯一無二の存在であることを証明した」と速報した。
また、MLB公式Xでも「ショウヘイ・オオタニ、君はアメージングだよ」「5打数5安打。2本塁打、7打点、2盗塁、キャリア初の5安打試合。史上初の50-50を創造する、何という試合だ!」「ショウヘイ・オオタニ 唯一無二の偉業 唯一無二の瞬間 唯一無二の選手」などと伝えている。
またこの2本塁打で、ショーン・グリーンが2001年にマークしたシーズン49発のドジャース球団記録を更新。5安打7打点で今季の打点を117とし、2005年に松井秀喜がマークした日本人のシーズン最多116打点も超えた。まさに記録ずくめの1日となった。
(THE ANSWER編集部)