オリックス戦で右足首を痛めたソフトバンク・近藤健介【写真:栗木一考】

写真拡大

17日の日本ハム戦前に小久保監督が明言

 ソフトバンクの小久保裕紀監督が17日、日本ハム戦(みずほPayPayドーム)の試合前練習で取材に応じ、近藤健介外野手の出場選手登録を抹消することを明言した。

 近藤は16日のオリックス戦(京セラドーム)で二盗に成功した際に右足首を痛め、試合途中で交代していた。同日中に病院を受診していた。

 取材対応した小久保監督は「近藤は抹消します」と明言。負傷の程度については「抹消しているんだから。軽くはないですよね」と説明した。近藤と事前に話し合ったことを明かし、「本人は最後までやりたいという中で、最後……。本当はドクターストップなんですけど、確認したいと言ってきて。やっぱり自分でも『無理です』と。仕方ないです」と口にした。

 ポストシーズンで復帰する可能性について、小久保監督は「思ったよりも早いかもしれないし……。今日の時点では動くのは難しいと本人から言ってきました」と話すにとどめた。

 ソフトバンクに移籍した昨季は本塁打と打点の「2冠」に輝いた近藤は、今季ここまで全試合に先発出場。不動の5番打者として129試合に出場し、リーグトップの打率.314、19本塁打、72打点をマークしていた。

 チームは優勝マジックを「5」とし、最短で18日にも4年ぶりの優勝を決める可能性がある中で、痛すぎるアクシデントとなった。(Full-Count編集部)