キット・ハリントン、舞台で裸になるのは怖かった

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 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や映画『エターナルズ』などに出演するキット・ハリントン。ロンドン・ウェストエンドの舞台『Slave Play(原題)』で裸を見せることについて、「毎晩怖くなる」と語った。

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 MailOnlineによると、現地時間9月3日、キットが舞台で共演するオリヴィア・ワシントンと一緒にトーク番組『Lorraine(原題)』に出演し、舞台でヌードになる心境についてコメント。「解放されると思ったけれど、実際は全く違った。毎晩恐れている。一晩も欠かさずにね」と語ったそうだ。

 キットによると、母親に舞台でヌードになることを説明したところ、ショックを受けていたそうだ。きまり悪そうな「あら、本当…」という返事が返ってきたといい、「『だけどママ、前にも裸を見てるよね』と言ったけれど、『そうね、だけどもうずいぶん前の話よ』と言われた」と明かしている。観劇した母は、どこに目をやって良いか分からなかったそうだ。

 アメリカの劇作家ジェレミー・O・ハリスが手掛けた『Slave Play』は、21世紀のアメリカを舞台に、人種やアイデンティティ、セクシュアリティを模索する舞台。2019年にブロードウェイで初演され、トニー賞作品賞にノミネートされるも、過激な内容が物議を醸し、キャンセルを求める声も上がった。

 キットは「ヌードは、本当に必要なのか確信を持つことが求められることの一つ。軽々しくすることじゃない。だから不用意に露出したとは感じない。この舞台には必要で、その価値のあるものだったと信じています」と話している。劇場では、キットのヌードが流出しないよう、観客の携帯電話のカメラを覆う特別なステッカーを用意するなど、対応策を講じているそうだ。