「丸っきり同じ内容の流れてる」24時間テレビ開始6時間で“VTR使い回し”「視聴者を馬鹿にしすぎ」と疑問の声続出

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8月31日から9月1日にかけて放送された『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』(日本テレビ系)。放送開始から約6時間後に起きた、ある“異変”にSNSでは衝撃が走っている。

同番組は31日午後6時半にスタートし、午後9時ごろから「日本列島ダーツの旅的全国1億人インタビュー」を放送。総合司会の上田晋也(54)がパリ五輪のレスリング金メダリストである鏡優翔(22)と藤波朱理(20)とともに栃木県下野市を訪れるVTRが流された。

VTRは全編15分ほどで、鏡と藤波が持参した金メダルを旅先で出会った人たちに見せる様子や、鏡が通っていたレスリングチームの創設メンバーの男性の自宅に赴き、少女時代のエピソードを明かす場面などがあった。

その後、男子体操団体金メダルの谷川航(28)、橋本大輝(23)、岡慎之助(20)の「ダーツの旅」とMISIAの生歌を挟み、午後9時46分ごろからタレントの萩本欽一(83)を題材にしたスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」が放送された。

“異変”が起きたのはドラマ終了後のことだった。番組は午後11時40分ごろから再度「ダーツの旅」コーナーに戻り、伊藤淳史(40)&東貴博(54)、大久保佳代子(53)&若槻千夏(40)の二組の初出しの映像に。しかし、続く1日午前0時28分ごろからは約3時間前とまったく同じ上田、鏡、藤波のVTRが流されたのだ。

短い間隔での“使い回し”とあって、Xでは視聴者から疑問の声が続出している。

《ダーツの旅さっき見たのと丸っきり同じ内容の流れてるんだが、この短時間で再放送?それともミス?放送事故?》
《今ね24時間テレビをボヤッと見てたら、午後9時すぎ?にやってた上田とレスリング女子2人のダーツの旅的インタビューをもう再放送してて萎えたわ〜どんだけ映像ないの?視聴者を馬鹿にしすぎ》
《24時間テレビ、放送開始6時間ですでにダーツの旅を再放送し始めたのなに、笑》
《24時間テレビ ダーツの旅とか再放送して繰り返すなら、もう24時間放送する意味ないよな 惰性で制作してんじゃねーぞ》

また、「ダーツの旅」コーナーでは《時間の都合により全てをご紹介できませんでした 撮影にご協力いただいた皆様ありがとうございました》という、ロケ先でインタビューした人々へ向けたテロップがところどころで入っていたこともあり、“再放送”を批判するこんな声も――。

《24時間テレビ始まってすぐにダーツの旅で「時間の都合で放送できなかった方たちすいません」みたいなテロップあったのに今の時間にさっきの再放送あってるんやけど、、さっき放送できんかったやつ放送してあげりーよ取材したんならの気持ち》

上田のVTR終了後は、ドラマ前に放送した男子体操の谷川、橋本、岡の「ダーツの旅」の別カットが約3分ほど放送され、その後午前0時48分からは「月曜から夜ふかしin24時間テレビ『◯◯は私を救う』問題」のコーナーへと入っていった。

「『月曜から夜ふかし』の前の二つのVTRは、元々のタイムテーブルでは予定に入っていませんでした。不自然に短くカットされていたように見えたので、おそらく時間調整だったのでしょう。台風の影響で予定していた企画に変更があったのか、もしくは単にそれまでの放送で巻きすぎたために空き時間ができてしまったのかもしれません。

いずれにしろ、同じVTRを流すのにも関わらず、何のアナウンスもなかったのには疑問が残ります。ワイプに映されるスタジオの出演者もまったく同じ内容の映像で初見のような反応をしなくてはならず、少し気の毒でしたし、何より視聴者の混乱を招いてしまいました」(制作関係者)

生放送ならではの“ハプニング”だったが、視聴者の目は厳しかったようだ。