Xの競合SNSであるThreadsを運営するMetaが、クリエイターやビジネス向けに、投稿のパフォーマンス測定やコンテンツ管理ツールなど、いくつかの新機能をThreadsでテストしていると発表しました。

New Threads Features for Creators and Businesses | Meta

https://about.fb.com/news/2024/08/new-threads-features-for-creators-and-businesses/

Threads is testing several new features like scheduling and analytics - The Verge

https://www.theverge.com/2024/8/15/24220224/meta-threads-features-scheduling-insights-drafts

Metaは、Threadsに「インサイト機能」を追加することを発表しました。インサイト機能は、「クリエイターやビジネスがフォロワーをより深く理解し、投稿のパフォーマンスを測定するためのツール」で、コンテンツの閲覧数や返信数、リポスト数、引用数、フォロワー数の推移、フォロワーの年齢・性別・地域などの人口統計情報といったさまざまな情報にアクセスすることができます。

ユーザーはインサイト機能を使うことで、ターゲットオーディエンスをより正確に把握し、それに合わせたコンテンツを作成することができます。また、投稿ごとのパフォーマンス指標を見ることで、どのような種類のコンテンツが最も効果的かを理解し、今後の投稿戦略を最適化することができます。



また、Threadsに「複数の下書き機能」も追加され、最大100件まで下書きを保存できるようになるとのこと。Metaは「複数のアイデアを同時に作業できるため、クリエイティブなプロセスがスムーズになります」と述べています。また、複数のバージョンのコンテンツを作成して最適なものを選択したり、最適なタイミングで投稿したりといった柔軟な投稿が可能になります。

加えて、コンテンツの投稿日時を指定できる「スケジューリング機能」も検討されています。これは投稿を事前に作成し、指定した日時に公開できるように設定できる機能です。1日に複数の投稿をスケジュールでき、数日先まで予約できるそうです。



Metaによると、インサイト機能と複数の下書き機能については「Starting to roll out」とのことで、すでに一部のユーザーに試験的に提供されている模様。また。スケジュール機能については「will begin testing soon」ということでまだテストが始まる前の段階だとのこと。いずれの機能もまずはウェブ版で提供され、モバイル版へは後日展開が検討される見通しとなっています。