陝西省甘泉県で営巣している「鳥類のパンダ」ナベコウを初確認―中国

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陝西省延安市甘泉県林業当局によると、同県の下寺湾鎮にある山の絶壁で、国際自然保護連合(IUCN)の低危険種で、中国の国家一級保護動物に指定されているナベコウが繁殖のために営巣していることが初めて確認された。

甘泉県の洛河流域ではナベコウの姿が何度も確認されていたものの、野外で営巣して、ヒナを育てているのが確認されたのは今回が初めてのことだ。ナベコウは中国の国家一級保護動物に指定されており、世界における個体数もわずか2000羽ほど。うち1000羽が中国で生息しており、「鳥類のパンダ」と言われている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)