男子サーフィン日本代表の五十嵐カノア【写真:Getty Images】

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パリ五輪サーフィン会場となっているタヒチ

 100年ぶりの開催となるパリ五輪は26日に開幕を迎える。エッフェル塔やルーブル美術館など歴史的建造物や名所で競技が行われることが話題になる中、パリから1万5000キロ以上も離れた場所で行われるサーフィン会場の環境を、東京五輪銀メダルの日本代表・五十嵐カノアが自身のSNSで紹介。豪華な設備に、海外ファンから「メチャ楽しそうだね」「本物のベッドがあるんだ」といった反響が寄せられている。

 華やかさに包まれていた。パリから約1万5700キロも離れた仏領ポリネシアのタヒチで行われるサーフィン競技。五十嵐は自身のTikTokに「僕たちのタヒチの選手村はパリの実際の選手村よりもいいと思う」とつづって、設備を紹介する動画を投稿した。

 ナレーションと字幕つきの動画では「ドック(波止場)からクルーズ船に行くには5分間フェリーに乗ります」と選手たちの移動の様子を紹介。選手村となっている豪華クルーズ船に到着すると、船内で歓迎の「レイ」をかけられた。24時間営業のダイニングホールや五輪のギフトショップ、さらに「卓球やテーブルサッカー、ウォータースライダーなど、たくさんのアクティビティがあります」とリラックスできるスペースも映し出され、「一番の良いところは部屋です!」と大きなベッドが置かれた居室内も公開した。

 五十嵐は「僕たちのタヒチの選手村はパリの実際の選手村よりもいいと思う」とつづって動画を公開。パリの選手村にはエアコンがないことが話題になっているが、海外ファンから「エアコンもあるんでしょうね」という問いに、五十嵐は「もちろん!」と返信。さらに「段ボールのベッドがないね!」「パリより500万倍いいね!」「メチャ楽しそうだね!」「とてもクール!グッドラック!」「みんな開会式には出ないんだね」「エアコンと本物のベッドがあるんだね!」といったコメントが寄せられている。

 パリとはほぼ地球の真裏にあたる場所で行われるサーフィン競技は現地28日から男女ともに第1ラウンドがスタートする。

(THE ANSWER編集部)