広島ホームテレビが制作した「ドキュメント広島 原爆資料館 閉ざされた40分 検証G7広島サミット」が日本民放連盟賞の報道部門で中国四国20局の作品から最優秀に選ばれました。

この作品は、去年5月の広島サミットで非公開とされた首脳らによる原爆資料館の視察に焦点をあて、巨大なサミットに翻弄された被爆地の姿を描いています。

審査会では「資料館を見せるという政治的パフォーマンスと、政府が進める防衛戦略の矛盾が表れていた」などと評価されました。

立川直樹プロデューサー「被爆地と核政策の矛盾についてはなかなか突き詰められていない所なので、こういった賞を励みに今後も取材していきたい」

番組は8月に行われる中央審査に進みます。