イベントに参加したヒロミと長田庄平(チョコレートプラネット)

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 映画『マッドマックス』シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日全国公開)のスペシャルファンイベントが29日に都内で開催され、シリーズの監督を務めたジョージ・ミラーが日本のファンに向けて「大切なインスピレーションの源」と熱いビデオメッセージを寄せた。イベントにはシリーズのファンであるヒロミと、お笑い芸人の長田庄平(チョコレートプラネット)も参加した。

 本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)でシャーリーズ・セロンが演じた戦士フュリオサの過去を描く前日譚。フュリオサ役はドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などのアニャ・テイラー=ジョイが務め、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが、バイカー軍団を率いるウォーロード・ディメンタス将軍を演じる。

 最新作を楽しみにしているファンが集うなか、スペシャル映像と共に、本作でメガホンをとったジョージ・ミラー監督が、日本のファンに向けて「アニャ・テイラー=ジョイは、勇敢な姿で本作に激しさをもたらし、アクションでも静かな場面でもフュリオサを見事に体現しくれました」とビデオメッセージを送ると、ディメンタス将軍を演じたクリスについても「彼のまったく新しい一面が観られます。脅威とダークなユーモアで独特の魅力を発揮しています」と期待を煽る。

 さらにミラー監督は「シリーズは今年で45周年を迎えますが、それは世界中からの応援があってからこそ実現した」と述べると「特に日本のファンからは、わたしにとって大切なインスピレーションの源をいただいています。昔から感謝しています」とコメント。

 最後にミラー監督は、V8エンジンを崇拝するウォーボーイズたちが行う“V8 ポーズ”見せると「大胆なアクションでアクセル全開の作品を目指しました。映像スペクタクルであり、大スクリーンで最高の映画体験をお届けします。フュリオサヤバい! V8ありがとう」とゴギゲンに発言すると、客席からが大きな拍手が巻き起こった。(磯部正和)