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ビーズソファ販売『Yogibo』(ヨギボー)の木村誠司会長は2月20日、同社の渋谷宮下公園前店(東京・渋谷)で働いていた元店長の男性について「重大な違法行為」を原因として解雇したことを自らのXで明らかにした。

この前日、元店長が店舗バックヤードで従業員の着替えを数十回にわたり盗撮して逮捕されていたなどと、インフルエンサーの滝沢ガレソ氏によって暴露されていた。

木村会長は20日深夜午前3時台の投稿で「駄文ではございますが速やかに謝罪すべきだと考え、会社発表前ですが代表取締役会長として先んじてお詫びさせて頂きました」と説明した。

●元店長による「女性従業員の着替え盗撮行為」が暴露されていた

滝沢ガレソ氏の投稿には「被害女性の許可取得済み」としたうえで、元店長とされる男性がバックヤードにスマートフォンを設置、回収する映像などがアップされている。また、「起訴され罰金刑&解雇」とも記されていた。

木村会長はインフルエンサーの投稿を引用する形で「大変辛い被害に遭われた弊社女性キャストに心から謝罪申し上げます。そして心理的、またはその他の形で不快感を感じられたすべての方々にも重ねて謝罪申し上げます」と詫びた。

そのうえで「被害を受けられた女性キャストや同店舗で働く仲間の勇気ある行動により、私たちはこの問題に真摯に向き合い、より良い職場環境の実現に向けて前進することができます」と述べた。

また、事件が明らかになった直後から、社内の内部調査を進め「元店長に対しては、法的な責任を含め、当時勾留されていた本人と面談した上、即刻解雇という厳正な措置を講じました」と説明している。

再発防止については、バックヤードの着替えルール設定や更衣室の設置、コンプライアンスセミナーの受講、同店の従業員へのメンタルケア面談などの取り組みを始めているという。

弁護士ドットコムニュースは、Yogibo(本社:大阪市)に事実確認のため、取材の問い合わせをしている。折り返しの回答があれば、追記する。Yogiboは「快適すぎて動けなくなる魔法のソファ」とうたうビーズソファ。