大谷翔平【写真:ロイター】

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デトマーズが米国の番組で語る

 米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手について、エンゼルスのリード・デトマーズ投手が米メディアにて語った。大谷は右ひじの手術の影響もあり、今季は打者に専念するとみられている。“一刀流”のポジティブな面を元同僚が指摘した。

 大谷は昨季途中に右ひじを痛めて手術。ドジャースに移籍した今季は打者に専念するとみられている。米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xが公開した動画に登場したデトマーズは「彼がフルシーズン打撃だけに専念するのは恐ろしいことだよ。投手をやっていた時ですら良く打っていた」と語った。

 大谷は投打同時出場した時に高打率を残し、本塁打で自らを援護することも珍しくない。これまでは二刀流としてメジャーを席巻したが、今季は投手として登板しないことで打者の調整に時間を割けるメリットもある。

 デトマーズは「一つのポジション(投手)が取り除かれるのは大きいよ。(一つのポジションだけでも)過酷だし、それに集中しなければいけないからね。1シーズン打者のみに専念したら、とんでもない成績を残すかもしれないよ」と語った。昨季は日本人初のMLB本塁打王に輝くなど、打率.304、44本塁打、95打点だった。負担が軽減される野手・大谷はどんな成績を残すか注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)