掲載:THE FIRST TIMES

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■日本のミュージカル界を先導してきた石丸幹二も『映画ドラえもん』シリーズに初参加決定!

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『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』第3弾ゲスト声優が解禁された。
映画第1作目が公開された1980年から43作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。1作目の映画『ドラえもん のび太の恐竜』からのシリーズ累計動員数は1億3,000万人を突破した。多くの世代に愛されているなか、藤子・F・不二雄の生誕90周年となる記念すべき年にシリーズ第43作目として『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』が2024年3月1日に公開となる。

今作は、『映画ドラえもん』シリーズ初めての“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生む、壮大な大冒険が繰り広げられる。

物語のカギを握る役どころとして、海外で音楽活動をしている歌姫ミーナを芳根京子が演じ、令和を牽引するアーティストVaundyがアニメ映画の主題歌を初めて書き下ろすことでも話題の本作。先日のゲスト声優発表第2弾では大人気お笑いコンビ・かが屋の出演も解禁された。

そしてこのたび、あらたなゲスト声優に、デビュー40周年にして声優初挑戦となる吉川晃司、音楽的素養を持ち、ミュージカル界を先導してきた石丸幹二が決定。日本の音楽界を代表するふたりが、シリーズ第43作目にして初めて“音楽”をテーマにした本作に参加する。

音楽「ファーレ」の殿堂の総支配人で、惑星ムシーカの音楽家ロボットたちのリーダー・マエストロヴェント―を演じるのは、唯一無二の圧倒的な存在感を放ち、デビュー40周年を迎える吉川晃司。1984年に映画『すかんぴんウォーク』とその主題歌「モニカ」でデビューすると、俳優として第8回日本アカデミー賞新人俳優賞、第27回ブルーリボン賞新人賞などを、歌手として第26回日本レコード大賞新人賞、第17回日本有線大賞最優秀新人賞などを受賞する衝撃的なデビューを飾った。以降も数々のヒット曲を生み出すなか、1988年に布袋寅泰と伝説的で鮮烈なロックユニット、COMPLEXを結成。「BE MY BABY」「恋を止めないで」といった爆発的な大ヒット曲を世に送り出し、瞬く間に日本中に旋風を巻き起こした。俳優としても大河ドラマ『天地人』(2009年)、『八重の桜』(2013年)、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(2022年)などに出演し、定評のある演技力で多くの人々を魅了している。

音楽活動のみならず、ドキュメンタリー番組やCMなど活動の幅を広げている吉川が、今作で声優に初挑戦。初めてのアフレコについて「とても緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました」と感慨深い様子で振り返り、「お話をいただいた時はとても驚きました。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことはうれしかったです」と自身と重ね合わせながら特別な想いを語った。

さらには、「劇場まで観に行こうと思っているのですが、初声優なので自分のこれまでの作品以上に緊張しています(笑)」と笑いながら胸の内も明かしている。吉川演じるマエストロヴェントーはドラえもんたちが訪れる“音楽「ファーレ」の殿堂”の総支配人。物語でどのようにドラえもんたちと絡んでいくのか注目だ。

そして、指揮棒を振りながら歌うように話す、 惑星ムシーカの音楽家ロボット・ワークナーを演じるのは、幼少期から多くの楽器に触れ音楽的素養を持ち、日本のミュージカル界を先導してきた石丸幹二。1990年、日本を代表する劇団のひとつである劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』のラウル・シャニュイ子爵役でデビュー。その後も同劇団に17年間在籍し確固たる地位を築き、退団後も数多くの舞台に立ち続け日本のミュージカル界を牽引してきた。近年では世界中の演劇賞を受賞した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のハリー・ポッター役を演じ、老若男女問わず多くの世代から注目を集めている、さらにはテレビ朝日の50年以上続く最長寿番組『題名のない音楽会』の6代目司会者にも大抜擢。多くの人々と音楽を繋げる架け橋を担っている石丸が、『映画ドラえもん』シリーズに初参加する。

初めて参加することについて石丸は「ドラえもんの世界は子供の頃からの憧れだったので、そこに自分が声で参加できることは夢のようです」と話し、ワークナーを演じるにあたり、「作曲家・ワーグナーの存在を思い浮かべていました。そこで、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思い、監督も、やってみましょう、と。アフレコはとても楽しく、気づいたら大声で歌っていましたね(笑)」と役作りとアフレコ時を振り返った。舞台のみならず、音楽・TV・映画など幅広いジャンルで活躍し、多彩な表現力を兼ね備えている石丸自ら「僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がった」と話すワークナー役。石丸のあらたな一面がみられること間違いなしだ。

藤子・F・不二雄 生誕90周年記念作品でもあり、43作品目にして初めて“音楽”をテーマにした本作に、日本の音楽界を代表するふたりが揃い、ドラえもんたちの「音」の大冒険を彩る。

作品情報
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
3月1日(金)公開
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』公式サイト
https://doraeiga.com/2024/