バーミンガムで指揮をとっていたルーニー photo/Getty Images

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イングランドの実質2部であるチャンピオンシップに所属するバーミンガム・シティは2日にウェイン・ルーニー監督の解任を発表した。

第26節のリーズ・ユナイテッドとの対戦に0-3で敗戦してしまったバーミンガムは順位を20位まで落とし、ルーニーの解任をクラブは決断した。10月にバーミンガムの監督に就任したルーニーだったが、わずか15試合での解任となってしまった。15試合での戦績は2勝4分9敗となっており、就任前は6位だったチームを20位にまで落としてしまった。

データサイト『Opta』によると、ルーニーが指揮した10月21日の試合から最後の試合となったリーズ戦までの間で、バーミンガムはチャンピオンシップのチームの中で最も少ない勝ち点(10)、最も多くの負け試合(9)、最も多くの失点(30)を記録したという。

英『THE Sun』はルーニーの解任を受けて、「彼は試合に関して大きな考えを持っている人物だが、イングランドのいわゆる黄金世代のチームメイトであるフランク・ランパードやスティーブン・ジェラードと同様に、ルーニーも監督としては失敗した」と綴っている。

選手としてはマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で素晴らしい活躍を見せ、レジェンドとして考えられているルーニーだが、バーミンガムでの監督キャリアは苦い思い出となってしまった。