アーセナル冨安、伊ナポリ放出報道に英反論 「完璧な選手」「ガナーズにとって不可欠」
ナポリ関心を伊メディア報道、適切オファーで売却?
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋にイタリア1部ナポリが関心を示しているとイタリアメディアで報じられている。
移籍が実現する可能性はあるのか、冨安の去就を英地元メディアが特集している。
2021年夏にイタリア1部ボローニャから加入した冨安は今季アーセナル3年目のシーズンを迎えている。左右のサイドバックをカバーでき、特に守備面で抜群の安定感を誇るパフォーマンスで評価を高めている。ふくらはぎの負傷で現在は戦線離脱中だが、年明けには復帰し、1月12日に開幕するアジアカップまでには復帰できる見込みとされている。
そんな冨安について、イタリアメディア「カルチョメルカート・コム」ではセリエA王者のナポリが獲得を検討していると報じられた。イタリアでのプレー経験を持つ日本代表DFをセンターバックの補強候補としてリストアップされており、適切なオファーがあればアーセナルが放出に応じる可能性があると伝えられていた。
英地元メディア「フットボール・ロンドン」はナポリからの関心を伝えたうえで、「左サイドと右サイドバックの両方でプレーできる冨安はガナーズにとって不可欠な選手」とその重要性を強調。負傷の多さはあるものの、クラブが売却に前向きである可能性は否定していた。
「ミケル・アルテタは冨安の売却を望んでいるのか? それはないだろう。負傷する前までの開幕14試合で欠場したのは2試合のみだ。4バックのいずれのサイドでもプレーできる能力が彼を完璧な選手にしている」
2025年までとなった契約延長のオファーも伝えられている一方で、ナポリ以外にもドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンからの関心も伝えられていた冨安。アーセナルでの存在価値を高めたことで、以前にも増して大きな注目を集めている。(FOOTBALL ZONE編集部)