福岡で食べるべき名物グルメは「ごまさば」!『博多ごまさば屋』でごまさばを200%楽しむ方法
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●数ある福岡名物の中でも人気の高い「ごまさば」を楽しめる『博多ごまさば屋』。お店の流儀に従って、余すところなく食べ尽くしてきた。
福岡の定番グルメといえば、ラーメン、もつ鍋、明太子など色々とあります。しかし、福岡県民として、もっと多くの人に知ってほしい名物が「ごまさば」。
直球の店名でわかりやすい『博多ごまさば屋』は、福岡の中心地・天神から徒歩10分ほどの場所にあり、いつも賑わっています。1度食べてからはその魅力に惹かれ、何度も足を運ぶようになりました。
お昼の時間帯に「ごまさば丼」を食べながら、その人気の秘密を探ってみました。
「ごまさば丼」の三変化! 店の流儀通りに食べてみよう
開店時間の11:00を5分ほど過ぎた頃、お店に到着。すでにほぼ満席状態でしたが、食券を購入し、ギリギリ着席することができました。店内には「ごまさば丼1つ!」「海鮮丼!」「おかわり自由!」など店員さんの声が響き渡り、活気にあふれています。
ごまさば初体験の方は、食べ方や流儀などがわからないですよね。ご安心ください。店内に貼ってあるわかりやすいポップの通りに、食べ進めていきましょう。
「ごまさば丼」1000円
丼と言っても、ご飯とごまさばは別皿で登場。ご飯、お味噌汁の他に小鉢やサラダなどもあり豪華です。
まずはそのままお刺身で。ごまだれをたっぷりと絡めて、お好みでわさびをつけながら、そのままお刺身で食べてみます。驚くほど臭みは全くありません。脂身は少なく、サッパリとしたごまさばの旨味を堪能できます。
続いては、ご飯の上に乗せさば丼にします。ほかほかアツアツのご飯に、好きなだけごまさばを乗せて、丼の完成です。香りの良いネギと、シャキシャキ食感の玉ねぎ、ご飯に散りばめられたのりがいい仕事をしています。ご飯との相性が良過ぎて、ごまさばを全て食べてしまわないように注意してください。
最後は、出汁でお茶漬けにして締めましょう。残しておいたごまさば、玉ねぎ、ネギをご飯の上に全て乗せた丼を持って、移動します。向かう場所はお出汁コーナー。
好きなだけ、お茶漬け用のあられを入れることができます。揚げ物好きな筆者は、スプーン大盛り3倍のあられを入れました。そして、アツアツのお出汁をたっぷりかけたら完成。
少し火が通ったごまさばは、刺身とは違った風味や食感を楽しむことができます。1回の食事で、ごまさばの色々な表情を知ることができました。なお、ごまさば屋の魅力は他にもあるのです。
取り放題! 絶品「さばの南蛮漬け」が見逃せない
さばの南蛮漬けや漬物は自由に取り放題
『博多ごまさば屋』特製の「さばの南蛮漬け」は絶対に食べてほしい逸品。さばの旨みがギュッと凝縮されていて、甘酸っぱく、どこか懐かしさを感じるような味。なんと食べ放題です。
1つ、また1つと口に運んでしまい、ご飯が進みます。クセになる味なので、お腹に余裕があるなら、ご飯を何杯もおかわりして食べ続けたかったです。ボリューム満点でコスパも高く、リピートするお客さんが多いのも納得でした。
店内に滞在したのは約30分間。ひっきりなしにお客さんが訪れますが、入れ替わりが早く、待ち時間は予想より短い印象。ただ、スーツ姿の男性が「以前、行列が長く入れなかったから今日は良かったね」と話している声が聞こえました。念の為少し余裕がある時に、来店することをお勧めします。
調査結果は……「高コスパで味は抜群!」
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食べ終わってお店を出る時は満腹。お腹をさすりながら帰りました。地元の方はもちろん、福岡へ旅行に来られる際はぜひ1度、召し上がってみてください。
(撮影・文◎馬場阿紀子)
●SHOP INFO
博多ごまさば屋
住:福岡県福岡市中央区舞鶴1-2-11 おがわビル1F
TEL:050-5890-9820
営:11:00~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:30(L.O.22:00) ※ごまさばがなくなり次第終了
休:日曜
●著者プロフィール
馬場阿紀子
福岡を拠点にタレント・女優・声優として活動しながら、インタビュアー・ライターとして各メディアや誌面に記事を寄せている。高カロリーな食事が好き過ぎて、増え続ける体重を気にしながらダイエット料理にも手を出すあまのじゃくな胃の持ち主。