行方不明だった18歳のサッカー選手、生放送で遺体発見…電車の車両間で感電死か
かつてハーフナー・マイクもプレーしたスペインのコルドバ。
このほど、クラブはユース選手のアルバロ・プリエトがついに遺体で発見されたと訃報を伝えた。
『El Mundo』によれば、18歳の彼は電車の車両間で感電死した可能性があるようだ。遺体の手には火傷があり、感電死と一致すると結論付けられたという。
先週木曜、友達とのパーティから最寄駅に帰宅する途中で行方が分からなくなっていた。
ニュース番組の放送中にカメラマンが2つの車両に挟まれた遺体らしきものを撮影した様子が生中継され、その後、警察が遺体と身元を特定したという。
彼は携帯電話の充電が切れたために、オンライン上で購入していた乗車券を提示することができなかったそう。別の列車に乗ろうとしたがうまくいかず、監視カメラで駅から出る姿が映っていたが、その後、行方が分からなくなった。駅員に状況を説明しようとしたが、無視された可能性もあるという。
充電切れになる前に母親にメッセージを送っていたそうで、母親は息子が電話もできず、チケットも買えず、無力感に陥ったのではないかと感じているそう。
当該車両は故障中で8月以降は運行せずに放置されていたが、この日は乗客を乗せずに操縦を行っていたとか。
警察は彼が車両に入ろうとして感電したか、列車が移動中に致命傷を負ったという仮説を立てているとのこと。