“今”の自分に不要なものを手放して、暮らしをもっと軽やかに。ものとの関係を見直した人たちの、捨てテクニックを紹介します。ものをため込むことで、不安な気持ちやネガティブな気持ちまで取り込んでいたことに気づいた、かなさん。「1日1捨て」を習慣化し継続した結果、ものがたまらないすっきしが続く暮らしを手に入れたそう。ここでは、捨て活によって得られたメリットを教えてもらいました。

ネガティブ思考と思い込みを捨てたら自分軸で暮らせるように

以前は片づけが苦手で、自分に自信をもてなかったというかなさん。不要なものを捨てて本当に好きなものや必要なものだけを残す習慣をつけたら、やりたいことが明確になったそう。

「漠然とした不安や不満をため込むことがなくなり、暮らしも仕事もうまく回るようになりました」

●「毎日違う服を着なきゃ」を手放しワードローブをコンパクトに

たくさんの服を手放して好きなものだけ厳選したら、シンプルな服が残りました。「毎日同じ服装でも、好きな服だけを着る方が気分がいいことに気がつきました」

●家族にイライラしなくなり、散らかっても心の余裕が

以前はイライラしがちで、家族に当たってしまったことも。「今は子どもが散らかしても、すぐ片づければいいと思えて、怒らなくてすむようになりました」

●人をうらやまなくなり衝動買いが減った

ものと向き合うことで自分の好みが明確になり、物欲がトーンダウン。「人をうらやんだり、流行に流されることがなくなり、今の自分に満足できるように」

●ものがないから床が広々!掃除がラクになった

床にものがびっしり置いてあった頃は、掃除もひと仕事。「床にものがない今の状態だと、掃除もさっとすんで手間いらず。無理なくきれいをキープできます」