暮らしの中で、案外小さなことがストレスになっているもの。ここでは元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが、暮らしをラクに変化させるアイデアを紹介してくれました。

50代で見つけた「暮らしをラクにする」4つのアイデア

暮らしって小さなことの積み重ね。その中で、手間を省くことができたり、心地よく過ごすことができたらラクになります。案外、小さなことがストレスになったり、時間を無駄にしていたり、不便を感じることがあるなと感じています。

【写真】引っ掛けるタイプより覆い隠す方がゴムが伸びない

 

●1:シーツと敷パッドが一体化。交換・洗濯・収納の手間を省く

汗をかく夏は、シーツや敷パッドを頻繁に洗濯したいもの。洗濯物が乾きやすい季節だとはいえ、分厚い敷パッドなどの大物の洗濯は面倒ですよね。

ニトリで見つけたお気に入りの便利品が、シーツと敷パッドが一体化している「BOXパッド」。

厚手のベッドマットもこれ1枚でスッポリ覆うことができて便利。ベッドマットの角に引っかける部分の内ゴムも伸びる心配もありません。

引っ掛けるタイプより覆い隠す方がゴムが伸びなくていいので、順に買い替えています。

洗濯の際にはこれひとつ洗えばいいですし、乾きやすいのもお気に入りの点です。収納するものも少なくてすみ、助かっています。

 

●2:ペットボトルのラベルを外す手間を省く

ここ最近、家族が職場や外出時に持ち歩くペットボトルはコストコで購入しています。

「富士山の天然水」や「富士山の強炭酸」「静岡茶」。
これらは元からラベルがついていません。ラベルを外す手間がないのが、本当にストレスフリー。まとめ買いでコスパがいいのもありがたいです。

「R-1」もラベルなしを箱買いしています。
ラベルなし飲料はコストコだけではなく、Amazonや楽天などにもあるのでぜひ探してみてください。

●3:切れの悪いもの、使い勝手が悪いものを使い続けない

先日、ハサミを使ったら、切れ味が悪い。そもそも20代の子どもが小学生の頃使っていたのを使い続けているので当たり前です。
「なぜ、使い勝手が悪いと思いつつ買い替えないの?」と自分に突っ込んでしまいました。

文房具用のハサミだけではなく、手芸バサミ、キッチンバサミ、包丁も研いだり買い直すことで、作業がはかどります。普段感じている「切れない」「切りにくい」というストレスもゼロに。

気がつくと、菜箸も焦げたものや長さが同じではないものをがんばって使っていて…。2種セットでも100円で買えるので、時々買い替えています。

 

●4:爪切りはジッパーつきの袋に入れる

わが家では、爪切りは文房具が入っている引き出しにしまっています。

ありかは決まっていますが、その中でも「どこにいった?」となりがちなので、あえてジッパーつきの袋に入れて収納しています。

これが思いのほかよくておすすめです。
家族は一応、切った爪を捨ててはくれますが、以前は、爪切りの中に残ったものが引き出しの中に。

ときどき、引き出しの中の掃除が必要でした。
今は、爪はジッパー袋の中に残るので、引き出しの中が汚れずにすんでいます。

 

●決めつけないで、暮らしをラクに変化させる

暮らしは変化するもの、変化させるもの。
これまではこうだから、こうしていたからと決めつけず、臨機応変に買い替えたり、収納場所を変えたり。より暮らしやすい、便利な方向に変えていきたいと思っています。