日本代表でもシュツットガルトでも主将の遠藤がリバプールへ移籍する運びとなった。(C)Getty Images

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 シュツットガルトのMF遠藤航リバプール移籍が濃厚となったのを受けて、英国でも驚きが広がっている。

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は「ワタル・エンドウって誰? 中盤の『兵士』がリバプール移籍のターゲットとなる」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。

リバプールはシュトゥットガルトのエンドウに衝撃的な移籍をさせるが、彼は誰なのか?」

 同紙は「レッズのサポーターたちは、7日前には30歳の日本代表選手と関わとは想像できなかったはずだ」と報道。ブライトンのMFモイセス・カイセドの争奪戦でチェルシーに敗れ、サウサンプトンのMFロメオ・ラビアも獲得に失敗した経緯を綴った。

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 そして、日本代表のキャプテンについて、「CBでも守備的MFでもプレーできる多用なオプションとなる。シュツットガルトでは、大部分は守備的MFかセントラルMFで費やされている」と評し、こう続けている。

「驚くべきことに、彼はシュトゥットガルトで15ゴールを決めており、そのうち10ゴールは中盤の起点からのものだ。同数のアシストも記録している」

 ドイツ人のヨルク・シュマトケSDのお眼鏡に適った遠藤は、“掘り出し物”となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部