堺雅人が、7月30日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、早稲田大学中退後の貧乏時代を語った。

 堺は、高校時代は官僚志望で「進学校だったので、国立大の法学部に行って、官僚になると思ってたら、受験で大失敗」と告白。数学の問題が1問も分からなかったという。

 だが、「記念受験」として早大を受けたところ、合格。「早稲田から官僚は、まったく考えてなかった」と、自ら劇団を立ち上げ、演劇に没頭するように。

 プロになる覚悟を決め、授業よりも稽古を優先して、親にも言わずに大学3年の春に中退した。

「中退したら、すぐに奨学金を返済しないといけない。ビックリしました。翌月から督促状が来た」と、生活はすぐさま困窮した。

 MCの林修から「お金がない時代に、タンポポを食べたって?」と聞かれ、堺は「実話、実話」と認めた。

「野菜を食べないと、と思って。柔らかそうと、狙ってたんです。おひたしにして食べた。おいしかった。春菊が食べられるから、タンポポも食べられる」と持論を展開した。

 堺の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。

《目指してた国立大に合格してたら、今の俳優堺雅人はいなかったんだね》

《ええーーーータンポポお浸しにして食べてたとか、かわいいし強いww その発想なかったな、、ご飯なかったらタンポポ食べればいいのか》

堺雅人貧乏時代にタンポポ食ってたくらいだからモンゴル飯にも順応してたんだろうか》

「堺さんは番組で、2000年放送のNHK連続テレビ小説『オードリー』に出演したことで、両親から認めてもらえたことを明かしていました。

 その前にもドラマには出ていたものの、深夜ドラマなどが多く『出身が宮崎なので、関東しか放送されてなくて。(『オードリー』が)家族に認めてもらった作品』と話していました。

 また『仕事をするうえで大切なことは?』と聞かれ、『夢中になれたら勝ち。夢中になる才能は、授かりもの』と語っていました」(芸能ライター)

 さまざまな苦労を経て、堺は話題作に出演を続けている。