今年1月に今回と同舞台の1勝クラスを制したアームズレイン(ユーザー提供:ワラビさん)

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 中京10Rの清洲特別(3歳上・2勝クラス・ダ1200m)はアームズレイン(牡3、栗東・上村洋行厩舎)が勝つ。

 クラス再編成後の2勝クラスは3歳馬が古馬を圧倒しているが、とりわけダートは凄い。延べ48頭で[12-9-4-23]の勝率25%、複勝率52%。先週の大府特別では出走した3頭の3歳馬が馬券圏内を独占したほどで、この勢いはしばらく続くだろう。

 アームズレインは近3走が芝のリステッドと重賞で全て5着だが、父コパノリッキー×母の父コロナドズクエストの血統が示す通り、本質的にはダート向きだ。直近のダート戦である今年1月の3歳1勝クラスは3馬身半差の圧勝。勝ち時計の1分11秒8は同日の古馬2勝クラス(1着サンライズホーク)と全く同じという優秀なものだった。当時で既に古馬2勝クラス級の脚力を有していたのだから、半年の成長を加味すれば…。ここ目標に攻め十分、動き上々とあれば、負けられない一戦となる。