今週から短期騎手免許で騎乗する香港のC.ホー騎手(撮影:下野雄規)

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 今週から短期騎手免許で香港のC.ホー騎手が騎乗。土日ともに中京で、土曜7鞍、日曜3鞍の計10鞍を予定している。

 土曜11Rの豊明ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1400m)ではオールイズウェル(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎)とコンビを組む。現級で2着3回、3着2回の実績馬。昨夏以降は6着、4着、5着、6着、6着とワンパンチ足りないレースが続いているが、もうひと押しを利かせられるかどうか、腕の見せどころとなる。

 日曜は3鞍と少し寂しいが、12Rの3歳上1勝クラス(ダ1400m)のビーストアタック(牝4、栗東・安田隆行厩舎)は有力候補だ。前走は上がり3F最速をマークしてハナ差の2着。スタートが課題だが、そこさえクリアできれば勝ち負けになるだろう。

 ホー騎手は20年のチャンピオンズマイルを制して香港G1初制覇。ゴールデンシックスティとのコンビで香港G1・9勝を挙げているほか、21年のQEII世Cではラヴズオンリーユーを勝利に導いた。

 初来日となった昨年は約1カ月の免許期間で64戦5勝。レパードSをカフジオクタゴンとのコンビで制し、JRA重賞初勝利を達成している。今回の短期免許は7月22日から8月27日まで。今週の10頭は全て初騎乗で、パートナーの新味をいかに引き出すかに注目したい。