マテンロウゴールド(c)netkeiba.com

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 レイデオロ産駒のマテンロウゴールド(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、23日の中京5Rの新馬(芝2000m)でデビューする。

 マテンロウゴールドは父レイデオロ、母ルールブリタニア、母の父ディープインパクトの血統。半兄には今年のメイSで3着だったエピファニー、母の全姉には15年にオークスと秋華賞を制したミッキークイーンがいる。一昨年のセレクトセール当歳で寺田千代乃氏が1億4500万円(税抜)で落札した。

 入厩後は順調に乗り込まれ、1週前は川田騎手が騎乗してCWコース追い。6F83秒8-1F11秒5と全体時計こそ地味だが、オープンのフィニステールに先着した。また、坂路ではラスト1F12秒台前半を連発しているので、追ってからの加速力も感じさせる。さすがは新馬に強い中内田厩舎だけあって、ほぼ万全の態勢とみていいだろう。

 今年の2歳がファーストクロップとなるレイデオロは、先週までに産駒9頭がデビューして[0-1-1-7]と未勝利。9頭中8頭が人気以下の着順と苦戦を強いられている。父を、そして多くの関係者を安心させるためにも、マテンロウゴールドの初陣Vが期待される。