キズナ産駒のキットハナガサク(牝2、美浦・武井亮厩舎)が、22日の福島5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。

 キットハナガサクは父キズナ、母メジロスプレンダー、母の父シンボリクリスエスの血統。兄姉は堅実に走っており、半兄ダノンスプレンダーはオープン2勝、同じくシホノスペランツァは昨年の菊花賞で5着。昨年のセレクトセール1歳でTNレーシングが6600万円(税抜)で購買した。キズナ産駒は牝馬の活躍が顕著だが、とりわけ母の父シンボリクリスエスの配合は優秀で、ソングラインが安田記念を連覇するなどGIを3勝。アカイイトがエリザベス女王杯を制している。

 キットハナガサクは1週前の南Wコースで6F81秒3-1F11秒9をマークするなど、順調に乗り込まれている。血統良し、攻め良しとあれば、初戦から“花を咲かせて”くれそうだ。