中京芝1600mに強いエピファネイア産駒のセルバーグ(23年1月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)

写真拡大

 中京記念(3歳上・GIII・芝1600m)の舞台となる中京芝1600mでは、エピファネイア産駒の活躍が顕著だ。

 これまでに延べ124頭が走って[16-15-8-85]の勝率13%、複勝率32%。さらに牡馬&セン馬に限れば[9-9-3-31]の同17%、40%と、好走確率が大幅にアップする。また、これは偶然かもしれないが、牡馬&セン馬の中でも、前走でマイル戦を走っている馬が強く、[7-6-2-8]の同30%、65%。距離延長組が[0-1-1-8]、距離短縮組が[0-1-0-12]だから、差は明白だ。

 中京記念にはエピファネイア産駒のセルバーグ(牡4、栗東・鈴木孝志厩舎)がエントリーしている。このコースでは4走前に2勝クラスを楽勝した実績あり。オープン昇級後は六甲Sが4着、米子Sが12着と物足りないが、いずれも自分の形に持ち込めていなかったので情状酌量できる。条件クラスの勝ちっぷりから見て、オープンでも力は足りるはずだ。

 前走が1600mだったので、データ的にも文句なし。父の後押しを受けて、高配当の主役になる可能性は十分にある。