現地時間16日、米二冠馬ファニーサイドが疝痛の合併症により、23歳で死亡したことがわかった。米競馬メディア『BloodHorse』が報じている。

 ファニーサイドは父Distorted Humor、母Belle's Good Cide、母の父Slewacideという血統。

 2002年のデビュー前に去勢し、セン馬として迎えた初陣を勝利。翌03年のウッドメモリアルSでG1初出走を果たすと、後に日本で種牡馬として活躍するエンパイアメーカーの2着になった。

 その後のケンタッキーダービーでは、7番人気の評価を覆して優勝。続くプリークネスSも制して、米二冠を達成した。三冠目のベルモントSはエンパイアメーカーの3着に敗れたものの、04年にはジョッキークラブゴールドカップを勝利。G1・3勝目を挙げた。通算成績は38戦11勝。

 同馬は15年前から繋養されているケンタッキーホースパークのチャンピオンズホールで埋葬される。