西村淳也騎手と初コンビを組むヴァリアメンテ(c)netkeiba.com

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 西村淳也騎手がヴァリアメンテ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)で中京記念(3歳上・GIII・芝1600m)の連覇を狙う。

 西村騎手はデビュー6年目の23歳。昨年は自己最多の72勝を挙げて、全国リーディング13位。今年は自己最速ペースで勝ち星を積み重ね、47勝で同9位につけている。また、6月以降は重賞での活躍が目覚ましく、函館スプリントSがジュビリーヘッド(5番人気)で2着。そしてマーメイドSはビッグリボン(1番人気)、ラジオNIKKEI賞はエルトンバローズ(3番人気)で制覇。今、最も勢いに乗っている騎手といっても過言ではない。

 中京記念は昨年のベレヌスに続く連覇がかかる一戦だ。今年のパートナーは初騎乗となるヴァリアメンテ。舞台こそ違うが、昨年の中京記念ではメンバー中最速となる上がり3F33秒9をマークして0秒3差の5着。11カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、重賞でも通用する力は秘めている。自身の重賞初制覇となった21年金鯱賞のギベオンもテン乗りだった西村騎手。同じく中京、同じくテン乗りで、再び波乱の主役となりたい。