ヴィクトリアマイルで4着に健闘したディヴィーナ(ユーザー提供:sapphireさん)

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 良血のディヴィーナ(牝5、栗東・友道康夫厩舎)が中京記念(3歳上・GIII・芝1600m)でJRA重賞初制覇を狙う。

 友道厩舎ゆかりの血統馬だ。母ヴィルシーナは13年と14年のヴィクトリアマイルを連覇。叔父のシュヴァルグランは17年のジャパンC、叔母のヴィブロスは16年の秋華賞と17年のドバイターフを制している。また、半兄ブラヴァスは20年の新潟記念の覇者。まさに長年に渡って厩舎を支えてきた血統だ。

 ディヴィーナは昨春のオープン昇級後、11着、13着、4着、10着、12着と苦戦が続いていたが、前走のヴィクトリアマイルで0秒2差の4着に健闘。メンバー中最速となる上がり3F33秒1をマークして、重賞を勝てるポテンシャルがあることを示した。

 ここは4戦ぶりの牡馬相手の競馬となるが、中京は全4勝を挙げる得意舞台。決め手が生きる展開になれば、待ちに待った初タイトルに手が届きそうだ。