22年のアイビスSD覇者ビリーバーが引退 ミルファームで繁殖入り
22年のアイビスサマーダッシュ(GIII)を制したビリーバー(牝8、美浦・石毛善彦厩舎)が15日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道浦河町のミルファームで繁殖馬になる予定。16日、JRAがホームページで発表した。
ビリーバーは父モンテロッソ、母デイドリーマー、母の父ネオユニヴァースという血統。半弟に現3勝クラスの現役馬クムシラコがいる。
17年6月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビューし、同年7月の福島競馬場で行われた2歳未勝利戦で初白星。以降も芝1200m戦を中心に出走し、20年7月のTVh杯を制してOP入りを果たした。
アイビスSDには3年連続で挑戦。20年は9番人気で3着に好走したが、21年は11着に敗れた。だが、22年は外ラチ沿いから鋭く抜け出し“3度目の正直”で初タイトルを獲得。その後も現役を続け、昨年11月の京阪杯がラストランとなった。通算成績は48戦5勝(うち重賞1勝)。
(JRAのホームページより)