宮迫博之『牛宮城』で「レバーを食べた客が食中毒」と暴露され…“疑惑の接客”にネット大荒れ
元人気お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(53)がプロデュースしたことで話題を集めた焼肉店『牛宮城』。数多の炎上騒ぎなどもありながら、昨年3月の開店から名だたる有名人が来店し、SNSでは“日本一予約が取れない店”と言われるほどの盛況ぶりを見せている。
【写真】整形前の宮迫博之と、“嫁迫”こと色白奥さんのツーショット
「3月7日に同店の“広報担当”のYouTuber・ヒカルさんのチャンネルで『牛宮城』の現状について宮迫さんとコラボするかたちで話していました。宮迫さんは経営について“成功しております”と報告。ヒカルさんも“出資したお金が最近になってちょっとずつ返ってきている”としていました。開店するにあたってこしらえた借金についても“今年中には回収できるんじゃないか”との話も出ていましたし、ヒカルさんも“だいぶ安定飛行”と安堵していましたね」(ウェブメディア編集者)
そんな右肩上がりの牛宮城だが5月8日、チャンネル登録者数196万人(5月17日時点)で視聴者からのタレコミをもとに配信する暴露系YouTuberコレコレ氏のライブ動画によりある疑惑が浮上。暗雲が立ち込めている……。
レバーに「こちらサッと焼きがおすすめでございます」
この日コレコレ氏が発信したいくつかの暴露のなかに、「牛宮城で被害を受けた配信者」について語られたものがあったのだ。
今年4月、コレコレ氏と親交のあるホラーゲーム配信者「猫こねこ」、YouTuber「だっすー」ら4人が牛宮城で焼肉を食べに行ったところ、猫こねことだっすーの2人が体調不良を訴え病院を受診。その結果、食中毒が判明したのだという。コレコレも、4人が牛宮城に行った翌日に猫こねこに会ったそうで、ずっと体調悪いと言っていたと語っていた。
コレコレはライブ配信中の画面に、4人が『牛宮城』で食事する様子のアーカイブ映像を流すことに。食中毒の原因は同店の“レバー”が原因なのだという。
定点カメラの画角には4人が映り込んでおり、そこに女性店員がやってくる。レバーを提供し、「こちらサッと焼きがおすすめでございます」と説明。4人は「サッと焼き」「へぇ〜サッと焼きでいいんだ」と反応した。
これに対し、コレコレは「サッと焼きでいいって、この発言結構やばいけどね、ちなみに。あんま聞いたことない、焼肉屋で」と指摘。
その一方でレバーを焼くシーンを映しながら、
「まぁ、でももうちょっと焼いたほうが良かったか。これあと1分ぐらい焼いた方が良かったんじゃないか。表面がちょっと焼けてて、中が少し赤いぐらいか?」
また、トングで各人の皿にレバーを置いていく様子を見て「トングって汚いからさ。生の肉を掴んでいるから」
と食中毒の原因となりうる複数の可能性を示し、配信者の行動にも落ち度があったとした。ある種、中立の立場を示したかたちだ。確かに、生肉を扱う時は専用のトング、焼いた肉を取る時は箸といった形で、細心の注意を払う必要がありそうだが……。
カンピロバクター“陽性”の証明書も公開
この件についてはYouTubeのコメント欄でも意見は分かれている。店員の発言や店側の責任を問う声については、
「牛宮城普通に潰れんじゃない? カンピロバクターはヤバいて」
「食中毒って話が出たんだから社内で原因を調べるべきじゃない? 宮迫さんも牛宮城も何も公式に発表しないのは不誠実だよ」
「さっと焼きOKと言ってしまってるからアウトだろうなぁ」
「店員がおすすめしちゃダメなんじゃ……」
一方で客側の責任を追求するコメントとしては、
「肉にはきちんと火を通せ。そりゃお腹壊すわ」
「そもそも生肉を触ったトングで焼けた肉をとって皿に載せるのはよくないから、配信者の自業自得な気がする」
「客側が原因な気がするけど、この場合って店側の説明責任どう問うか悩ましいよね。今回みたいに下手に話題になると食中毒の当たり屋みたいなの増えそうだしで飲食店は気の毒だな」
賛否両論の様子だ。また、動画内でコレコレ氏は証拠として猫こねこ・だっすーがかかったとされる食中毒の原因となった細菌・カンピロバクターの項目が“陽性”と記載された診断書まで公開。この細菌は鶏・豚・牛の腸内に生息しており、加熱していなかったり、加熱が不十分な食肉(特に鶏肉)やレバー(鶏、豚)等の臓器を食べることで感染すると言われている。
公開された診断書の「氏名」の欄にぼかしが入っていたものの、画面に映し出された用紙に、視聴者からは「マジだ…陽性だもんね」「あーー」「トングが問題なんじゃないの」と、これまた多くのコメントが生放送中に投稿され、配信は大荒れの状態に。
牛宮城に問い合わせてみた
カンピロバクターについて厚生労働省のHPには、「通常の加熱調理で死滅する」という特徴を持つとあり、健康な牛の肝臓及び胆汁中にも少ないからず存在するが、2011年に生食用食肉(牛肉)の規格基準の策定や2012年に牛の肝臓を生食用として販売することを禁止した影響もあり、現在は正しく食べれば問題ないとされている。
『牛宮城』でレバーを食べたことで食中毒になったと公言する配信──同店のHPには《店内での動画撮影に関するお願い》として、以下のようなルールが設定されている。
《〇お客様のプライバシー保護のため、動画サイト等への投稿動画を撮影される場合は、必ず店舗にご来店の際に従業員までお声がけください。
〇LIVE配信・生配信については、事前に店舗までご連絡いただき、必ず許可を得てから撮影をお願いいたします。
〇写真や静止画などで、他のお客様や従業員の顔・名札など個人情報が特定される恐れのあるものが映り込まないよう、十分にご注意ください》
配信者たちがルールを守っているのなら、許可を得て配信をしているのだろう。店にとっては“ダメージが大きすぎる”今回の配信について同店はどう考えているのだろうか。
『週刊女性』の記者が電話取材を申し込んだところ、電話口の女性スタッフは今回のコレコレ氏の動画が話題になっていることについて「把握している」としながらも、
「本部の者に確認して折り返す」
そう言ったきり、折り返しの連絡はなかった。その後、数日にわけて電話をかけたがコール音が鳴るばかりで不在の状況。改めて質問状を送ったが締め切りまでに回答はなかった。
YouTubeの企画のように「全部ドッキリでした!」な展開だったらいいのだけれど……。